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門前仲町辰巳新道に酔う [酒]

さ。年明け以降、お仕事は年始挨拶まわりが続いております。
今週からは出張が続き、1月11日は午後から東京へ向かいます。
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富士山が綺麗に見えておりました。
17時過ぎ東京駅に到着し、今回のお宿、門前仲町に向かいます。
これまでは神田や御徒町周辺に泊まることが殆どでしたが、最近とにかく東京の宿は予約が取れません。
同じく九州から上京してくるU次長が『門前仲町っちゅうとこで予約取れたで!』と僕の部屋も一緒に予約してくれました。
…で『19時半にはチェックイン出来るから着いたら連絡する!』とのこと。
勿論、それまでは待っていろという意味です。
こうなったら禁酒も解禁。
『いや、僕は現在禁酒中なので先に喫茶店でも行って珈琲とハンバーグ定食でも食べておきます。』等という無神経なことは言えない。
仕方ありません。

さて、僕もこの門前仲町という場所は殆ど分かっておらず、実は前回の東京出張の際にやはり門前仲町のホテルで泊まったのが最初で今回が2回目。
しかし前回は銀座で接待だったので、まさに寝る為に滞在しただけでした。

そこでU次長の為に何処か安くて美味い店はないか?と只今マイブームのインスタで検索してみました。←大体僕はこういうのに利用します。
すると何やら雰囲気の良い飲み屋街の写真が一枚、目に飛び込んできました。
『お。何やええとこあるやないか。』と引き続きインターネットで地図と安そうな店を確認して二軒ほど候補をロックオン。
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U次長が満を持して到着合流したところで20時前、出発致します。
場所は門前仲町の駅から程近い裏通りのようなとこにあるらしい。
GPSを見ながらU次長を誘導します。
…で比較的狭い道路に入ってスグ右手にその飲み屋街は姿を現しました。
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おお!やっぱりええ感じやないか!
U次長も目を輝かせてテンション上がってます。
エリアとしてはそれほど広くはなく、ちょうど野田阪神の地獄谷と同じくらいかな?
ただ地獄谷は両手を広げれば両端に届く迷路のような路地だからココはそれほどでもないが、店の数はそこそこある。
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…で目を付けてたのがコチラの店。
尚、情報では席数が8席くらいしかない模様。
入れるかどうかが問題でしたがU次長は『ココ!!??』と僕に確認するとボコッとそのまま入店。

幸いまだ席は空いていました。
外から見た感じ、どんなクソ親父が営んでいるんだろう?と思ってましたがマスターは丸坊主なれど物腰柔らかそうな若い方でした。

店内は扇子型のカウンターのみで左側に若い男性と50代くらいのお姉さんのカップル。
そして1人飲みのおじさんが並んで座っていました。
後に2人予約客が来るらしく、僕ら2人は右端に陣取り、これで席が埋まったから全部で7席かな。ちょうどうまいこと入れました。

取り敢えずビールで乾杯しながらメニューを品定めしましたが、んん!!あくまで大阪感覚ですが抜群にコスパが良いわけではない。
ま。そこは食べない2人なので慎重に2品ほどオーダー。あん肝と後1つは忘れました。
…で早々にお酒にチェンジしたところで予約客がやってきた。
見れば常連と思われるお姉さん2人でした。
これで満員御礼。
お姉さん2人に飲み物が届くと、マスターが客全員に乾杯を促す。
狭い店らしくこれで一気に場はアットホームな感じになりました。
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暫くしてこのエリアは公衆便所らしく一旦僕は席を外しました。
やっぱり凄く良い雰囲気で色んな店から歌声も漏れてくる。
曲目聴いてると意外に年配客ばかりでもなさそうだ。
店前まで帰ってくるとU次長が大盛りあがりしてる声が聞こえる。
あー。これは横に座ってる姉さん2人と盛り上がっとるな?と思いつつ席に戻りました。
…で見てみると何故かU次長、一番遠い席に座ってる左端のカップルの男性と盛り上がってた…汗
どうやら出身が同じ京都であったらしい。
世の中狭いもんですな。
ただ横にいる相手のお姉さん見るとやはり話し相手を取られて、やや複雑な顔をしとる。
ちょうど今度はU次長が席を外したので今度は僕が横のお姉さん2人に声かけました。
お姉さん達、やはり常連みたいで生まれも育ちもこのご近所らしい。
こういう出会いもご縁ですなと乾杯してU次長も戻ってくると大いに盛り上がりました。
すると後からも客が何人かやってきた。
もう席はないぞ?と思ってたら外に椅子が置いてあるらしく、それを持ってきてギュウギュウ詰めで座っていく。
終盤はカウンターの中まで入って座る客もいて10人くらいになってたんじゃないかな?

この店は以前、マスターのお父様が営んでいてお父様は今も健在で別の場所で二号店をやり、息子のマスターが後を引き継いだらしい。
地獄谷もそうだがこのような狭い店はアットホームさが半端なくマスターも雰囲気作りが上手でとても居心地が良かったです。
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すっかりいい気分になって店内も混んでるのでお客さんたちに別れを告げて店を後にしました。因みに2人で八千円くらい。
事前情報では1人予算二千円くらいだったけど、ま。人の倍は飲んだであろうと納得しました。
また再訪したい店でした。

さて、店を出ましたがU次長ソワソワしてます。
外は他の店から漏れてくる歌声が響いてるのだから無理もないだろう。
ちょうど斜め向かいのスナックから3人の先客が出てきたのを見逃しませんでした。
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これまた随分ノスタルジックなスナックですが迷わずボコッ。
中には多分80歳前後くらいであろうママが1人寛いでました。
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0時閉店らしく後40分くらいでしたが一曲だけ歌わせて!と3曲づつくらい歌ったかな。
ここはママに合わせて演歌で応戦。
ママは気に入ってくれたらしく『最近の人は40代や50代の人でも中々演歌歌う人いないのよー。』と言いつつ、昔話をしてくれました。
このエリアは昭和25年くらいからあって長野県は松本出身のママも当時からココにいるらしい。
昔は近くに芸者町もあって沢山の芸者さんも居たそうな。
この飲み屋街は33軒くらいあったが今は減って30軒はないという。
僕はこういう当時の話とか聞くのは大好きなのでついつい聞き入ってしまい結局店を出たのは0時半を回った頃でした。
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帰宅してから調べるとココは辰巳新道という場所らしい。
古き良き時代を漂わせるこの地を大切に残して欲しいな。
また必ず立ち寄りたいと思います。